胃腸と消化器系の働きを助ける漢方薬「参馬補腎丸」(じんばほじんがん)
参馬補腎丸は、漢方で、腎陽虚(じんようきょ)と脾腎陽虚(ひじんようきょ)に用います。
漢方での腎の働きは、生命の源、生命力、生命エネルギーを考えます。
脾とは、胃腸の働き、消化器系の働きを考えます。
胃腸の消化吸収を助け、新陳代謝を活発にして、身体を温め身体全身の働きを高めます。
【龍骨(りゅうこつ) 】
日本薬局方にも載っているリュウコツは「大型哺乳動物の化石化した
骨」と規定されています。
海綿質部には炭酸カルシウムを46~82%、白色の緻密質部には5~12
%含有。他にカリウム、リン、ナトリウム、アルミカウム、珪素などの
酸化物を含んでいます。微量元素としてはマンガン、マグネシウム、鉄、アラニンやグリシンというアミノ
酸も含んでいます。
鎮静薬として使用され、臍下の動悸、驚狂、心腹煩満、心悸亢進、精神不安、不眠、失踪、漏下などの症状
に使用されています。
【トチュウ 】
乾燥した樹皮を杜仲(とちゅう)といい、強壮、血圧降下、むくみ、
筋肉麻痺に用います。葉を引き裂くとゴム質の糸を引くグルタベルと
いう成分があり、この他にビタミンC、有機酸などを含んでいます。
また、内科と産婦人科で見られる心臓、腎臓、生殖機能の衰退の症状には、
いずれも良好な治療効果があります。
杜仲(とちゅう)には毒性がありませんので長期間の服用が可能であり、高血圧、高コレステリン血症、
動脈硬化、脳神経衰弱などの心臓と脳中枢神経の疾病に効き目があるとされ、多くは他の生薬とともに
用います。単独でも強壮、強精、鎮痛薬として、とくに腰痛、膝関節痛の痛みなどに用いられています。
【ジオウ 】
中国北部原産の多年草です。
初夏に15~20cmの茎を出し、茎の先に筒状の形をした大きな赤紫色の花を
数個つけます。
地下茎は太く赤褐色で、横にはうように伸びます。
◆補血(ほけつ)・強壮・止血・滋潤(じじゅん)などに効果があります。
■イスクラ参馬補腎丸の効能・効果
次の場合の滋養強壮: 虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性
●イスクラ参馬補腎丸の成分・分量:1日量16丸中
ジオウ・・・0.3g ニクジュヨウ乾燥エキス・・・0.27g
リュウコツ・・・0.3g トチュウ・・・0.40g
ゴミシ・・・0.20g インヨウカク・・・0.20g
ブクリョウ・・・0.10g ホコツシ・・・0.15g
サンシュユ・・・0.03g カイバ(リンク)・・・0.10g
シュクシャ・・・0.03g ロクジョウ・・・0.10g
人参乾燥エキス・・・0.54g ロクジン・・・0.10g
更年期障害の予防法
中医学では更年期障害の本質は「腎虚(腎=腎臓)」と考えています。
「腎虚」になると、腎とつながりが深い骨、生殖、排尿、耳、歯、髪などに症状が現れます。
骨が弱る、ホルモン分泌が低下する、排尿障害(頻尿、排尿困難、夜間尿)になる、耳が遠い、
歯や髪が抜けるという老化症状が現れ、加齢により進行しますので、早めの対策が効果的です。
腎を補う補腎薬は、女性ホルモンの分泌を高め、骨粗鬆症を防ぎ、排尿障害を改善し、
老化を防止することができます。
食品では大豆製品に含まれるイソフラボンが穏やかに女性ホルモンの分泌を高めることが知られています。
積極的に大豆製品を取りながら、漢方で補っていきましょう。
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◆男性不妊にも
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精子の数と運動率に注目
不妊原因が男性50%女性50%で半々である現代、赤ちゃんが欲しいご夫婦とも健康な体を作っていくと良いでしょう。
男性の場合、特に精子の数や運動率に問題がある場合が多いのです。
代表的な3つのタイプについてご案内いたします。
1. 腎陽虚(じんようきょ)タイプ
睾丸での精子生産機能障害で、精子の数の減少、構造の変化、活動能力の減少等、
精子の病理的異常によるもの。
この精子の異常は精子の原料不足と生産能力の低下と考えられます。
中医学でいう腎陽虚(じんようきょ)です。
補精薬(ほせいやく)・補腎(ほじん)効果の動物生薬と植物生薬を
配合した温補腎陽薬(おんほじんようやく)の海馬補腎丸(かいまほじんがん)や
参馬補腎丸(じんばほじんがん)等また胎盤エキスやイーパオなどを併用すると更に良いでしょう
1. 湿熱タイプ
精子の運搬、通過の障害は副睾丸や精管など精子を運搬する通路が
炎症により閉鎖されていることが考えられます。
中医学でいう下焦の湿熱です。
消炎効果の高い清熱利湿薬(せいねつりしつやく)の
瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)がオススメの漢方薬です。
1. 性交障害タイプ
性交障害によって精液が女性の子宮に侵入出来ず受精できない、
性交障害の多くは勃起不能、遺精、早漏、射精不能、等です。
生殖能力の低下に対しては生殖能力を高める強壮作用のある補腎薬を用います。
手足の冷えを伴う方には補腎陽薬(ほじんようやく)の
海馬補腎丸(かいまほじんがん)や参馬補腎丸(じんばほじんがん)
または至宝三鞭丸(しほうさんべんがんを用い、手足のほてりを伴う方には
補腎陰薬(ほじんいんやく)の六味地黄丸(ろくみじおうがん)や
瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)または、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)を
用います。
◆ 参馬補腎丸 原材料 ◆
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